『春がもうひとつあったとて』更新しました
【更新報告】カテゴリに投稿するのは久しぶりな気がする。氷上です。
短編の『春がもうひとつあったとて』更新しました。
ずっと『春がもうひとつあった「なら」』と呼んでいたやつです。
どうも結末分がまとまらなくて苦しんでいたのですが、タイトルのせいだね。
椎弥さん、そんなおセンチな仮定をいつまでも持ってる人じゃないもんね。リアコ強火同担拒否ネトストクソギークだもんね。現代の産んだ怪物かよ
というわけで、皓汰(櫻井皓)のもとに椎弥の知らない人間から手紙が来て「誰よこの女! 女!? いや女のはず、なぜならば~」と厄介オタクの椎弥が嫉妬で転がる(物理)話です。
皓汰は、椎弥のクソ重のクソデカ執着に呆れてはいるものの、嫌ではないみたいです。
軽くて薄っぺらで代替可能な恋愛関係ばかり経験してきたので、
なんやかんや「あなただから大好き! あなただけが大好き!」っていうのが内心めちゃくちゃ気持ちいいんじゃないですかね。知らんけど
人生かけて執着してきた相手に選ばれなかったのは皓汰も同じですし。
それか、唯一代替が不可能だった愛情に応えることができなかった罪悪感かも
なんにせよわれなべとじぶた
手紙が直接ポストに入っていた理由はこうです(テンポが悪くて説明を端折った)
・差出人、書いたはいいが皓汰の住所がわからない
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・雪枝に相談、直接会って雪枝に手紙を預ける
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・雪枝は桜原家の場所はわかるが、皓汰個人の連絡先は知らないので「ポストに入れる旨を伝えておいてほしい」と竜光に頼む
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・竜光、差出人が好きではないので、皓汰への連絡をなんだかんだ先延ばしにする
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・伝わっていないとは知らず、雪枝は手紙を郵便受けに
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・竜光、昼休みにやっと皓汰にLINEする
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・皓汰、仕事中はスマホを封印しているため気付かず
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・椎弥、手紙を発見する(本文冒頭へ)
あれ、悪いのは森貞竜光では……?
さらに余談。
椎弥は本当に嫉妬深いので、侑志とも仲が悪いのですが(皓汰を溺愛している侑志がクソほどマウント取る&そもそも中学生の頃から性格がクソほど合わない)、
左利き投手・料理好きなど共通点も多く、三住製薬に勤めている朔夜とは仲がいいです(朔夜は皓汰を程よくどうでもいい&父のお気に入りである椎弥をかわいがっているため)。
次はのぶみくの原稿に戻ります。
結構がっつり離れたので、ちょっと新鮮な気持ちで向き合えています。
ちゃんと仕上げられるようにがんばるよ